立地企業インタビュー

エレクトロニクス社会を支えるプローブカード生産拠点

株式会社日本マイクロニクス/代表取締役 社長/長谷川 正義さん

検査・計測技術を活かして世の中に貢献する

 日本マイクロニクスは、半導体や液晶ディスプレイの検査機器メーカーです。半導体は車、家電、パソコンやスマートフォン等、私たちの生活を支え、より快適に、より豊かにするエレクトロニクス製品の中心的構成部品であり、製品の性能と品質、ひいては安全性の鍵を握るものです。
 当社主力製品のプローブカードは、半導体の検査には決して欠かせない計測器具で、世界トップクラスのシェアを誇っております。つまり当社の技術と製品は、安心して世の中のエレクトロニクス製品を使用する上で、なくてはならない存在なのです。
 創業は1970年。「電子計測技術を通して広く社会に貢献する」を企業理念に掲げてスタートしました。
 当社では、独自の総合管理システム「QDCCSS」(クダックス)による一貫生産体制を行っています。「QDCCSS」とは、技術の向上と品質の維持(Quality)、納期の厳守(Delivery)、原価低減(Cost)、法令尊守(Compliance)、サービスの充実(Service)、労働・製品の安全(Safety)の頭文字を指し、これを当社のモノづくりの根幹に据え、常に改善・改革に取り組んでいます。
 また最先端の製品を作るための行動指針として、3つのカン「観・感・勘」を大事にしています。観て・感じて・勘を養うことが、個々の能力向上および開発に繋がります。さらに社員間の思いやりを非常に重視し、人間力の向上にも力を入れています。
 今後も、スマートフォンをはじめとするエレクトロニクスデバイスの進歩や、環境に優しい車や公共システム、医療機器や宇宙開発を促進する高度機器などの発展とともに、これまで以上に半導体テストの重要性は高まり、当社の技術と製品の活用の場が広がっていくだろうと考えています。





 

高品質の製品を作る青森県の県民性と気質

 本社は東京都にありますが、当社最大の生産拠点は1981年に青森県平川市に開設した工場です。青森県に立地した理由として、先代の社長である父の生まれ故郷だったこと、若くて優秀な人材が確保しやすかったこと、さらには、非常に細かな作業を地道にこなす人が多く、数十ミクロン単位の精度が要求される精密機器を作る当社業務に向いていたということがあります。
 ここで働いている社員は皆、モノづくりに対する責任感が強く、納期を守ることはもちろん、技術や品質を磨くといったことに非常に貪欲で、他県にはない良さを感じています。
 この地に立地して30年以上となりますが、今では平川市にある二つの工場で幅広い世代の人が働いています。手先が器用で正確な仕事をする青森県の県民性は、高品質・高信頼性が求められる当社に不可欠な存在です。





 

青森県の環境の素晴らしさと立地を考えている企業へ

 東北新幹線が新青森まで開通し、東京からの移動が本当に便利になりました。青森県の魅力は食べ物も、お酒も美味しく、人も優しいこと。また自然も豊かで車で少し走ると、都会にはない自然に触れることもできます。取引先の海外からのお客様には温泉とりんごがとても好評で、今ではプライベートでも青森を訪れるようになった方もいらっしゃいます。
 春は桜、5月はりんごの花、5、6月は新緑、初夏はラベンダー、秋は紅葉、と四季折々に彩られた景色が美しく、各地で様々なイベントも開催され、年間を通じて楽しむことができます。
 地方に進出しようとしている企業にとっては、人材が豊富で、広大な土地を抱える津軽平野は、進出しやすく、非常に魅力的ではないでしょうか。

掲載年月:H27.10


株式会社日本マイクロニクス
青森工場
〒036-0114
青森県平川市町居南田571-2

青森松崎工場
〒036-0164
青森県平川市松崎西田41-1

【本社】東京都武蔵野市吉祥寺本町2-6-8
【操業開始】1970年11月
【従業員数】832人(青森工場/535人 青森松崎工場/74人)
【事業内容】半導体計測器具、半導体・LCD検査機器等の開発・製造・販売
2015年3月現在

 

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